志澤卓磨「Stone Resolution - 石の解像度によるリアリティを思考する - 」
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素材(石)を建築のローカライズの手段とし、形を建築のグローバルの手段と捉える。石の性質には組積と割る・削る・掘るという2つの構成手法があり、これらと人のスケールとの接点となる場所が採石場にあたると考え、石の性質を敷地の用途や周辺環境から新たに捉えなおした。
◇Material Research
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◇Concept
上記のリサーチから、石と建築は古くから密接な関わりを持っており、土着的に地域の色を反映してきた素材でもある。
石の表情は多様であり、表情の作り方は時代を経て変化していきつつも古くから変わらない壮大さや安心感を与える素材である。石による構成の仕方は大きく2つに分かれ、小さなものを積み上げて作る組積と大きな塊から削る・割る・掘ることであり、加工の段階から素材に向き合うことで地球という大きな石の小さな建築に向き合うことができるのではないだろうか。
これらの性質から現代的な石材建築のローカルからグローバルへの手段として、「独立した素材」「MassとResolution」「厚み」の3つをあげる。「独立した素材」は素材同士の接するディテール、「MassとResolution」は石本来の自然的な強さと人の手で作り上げられる繊細さ、「厚み」は物質とディテールとしての厚みから受ける人の感じ方の違いに着目した。
敷地はスイス ローザンヌ。スイスは石の原産国として世界的に有名であり、建築のみならずアートへも石材を適用するなど越境的な素材意識とスイスの自然豊かな特殊地形から選定し、体育館・老人ホーム・オフィス・コミュニティセンターの複合施設を設計する。
◇Diagram
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◇Drawing
ーアクリル画ー
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◇Model
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◇Plan
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◇Partial Elevation & Section
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講評: コメント作成中。(勝矢)